Cross-Cultural College


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中山 樹

国際学部 2年生(参加時)

参加プログラム
Field Study in Canadian Business
国名
カナダ
派遣先名
参加年度
2019年度

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プログラム参加の背景

元々大学卒業後、今でも海外勤務することを意識しており、いち早く実際に海外の職場の雰囲気や仕事内容はどの様なものであるかを体験できる絶好のチャンスであると思ったから。また、参加企業の全てが非常に多彩でどの分野のインターンでも必ず自分の知識や経験を積めると感じただけでなく、その業界で必要となる人材となるためには今自分はその理想的な状態からどれ程かけ離れており、また何を改善すべきかの明確な基準点を測ることができる絶好の機会であると感じたため。インターン先としてNikkei Voiceを志望した理由は、自分の祖父が新聞記者であったことによる憧れもあった。

1日のスケジュール

まず、6:30くらいに起床して朝シャワーを浴びたあと、ホストマザーが作ってくれた朝食を食べ、そして余裕を持って出勤していた。職場まではバスがあったが個人的には散歩したいとの気持ちで1.5㎞ある道を20分程かけて歩き、毎朝職場には五分前に到着するように心掛けた。16:00くらいにインターンが終了し、その後次の日の昼食を近所のスーパーで購入して帰宅。帰宅後は一日の振り返りとして250英文字の日記を記入して翌日に備えての勉強をしていた。その後ホストマザーと夕食を食べ、今日あった出来事の話をして大体23:00には就寝していた。

印象的な出来事

個人的には誰もが非常に社交的であったことである。ホストマザーは勿論、タクシーの運転手やバスの運転手、駅員、そして通りすがりの人との話が途切れることが無かった。実際に日本から来たことを話すと意外にも日本に関わりがある方が多く、日系カナダ人である方も多数いらっしゃった。その全ての人々が私に対して“Welcome to Canada” という言葉でねぎらってくれたことが忘れられない。また多民族国家である故に様々な移民街が併設しており、一国で様々な文化を体験できることも特筆すべき出来事であった。真冬であった故に気候は決して優しいものでは無かったが、その分人間の温かさが大変沁みた二週間であった。

プログラムで得た経験

現地の会社でのインターンシップは人生で始めてであったが、カナダで職場体験を出来たことで今後の就職活動における明確なヴィジョンを描くことが可能になったとともに、今でも仲が良い外国人の友人を何人も作れたのも今後の人生における大事な経験となった。また、Nikkei Voice のインターンシップで如何に新聞や電子ニュースなどのメディアが情報発信時に強い責任感を持って発信しているかを感じ取ることが出来たのも大きな収穫であった。また、毎日日記を英語で記録したという小さな努力の積み重ねが功を奏し、実際に英語で受講する授業での課題レポートで決められた題材に対する自分自身が表現したいことをより明確に記述することが可能になった。このことにより、定期レポートは勿論のこと、期末レポートの点数も右肩上がりになったため、自分の論述力に対する明らかな自信となった。

アドバイス

将来海外で働きたいと思っている方だけではなく、インターンシップそのものを経験したい方、好奇心があるどんな方にもお勧めなプログラムです。また、前述した通りこのプログラムで培った知識は学校での生活にも役立つものなので「プログラムに参加して良かった」と感じる場面が多いと思います。私自身、今はより明確な目標に向かって勉強しようという意欲が湧いてきており、その目標に一日でも早く到達できるように尽力しています。不透明な社会情勢で将来が不安かもしれませんが、小さな希望を持ってお互い頑張りましょう!

松本 伴生

国際学部 2年生(参加時)

参加プログラム
Global Career Seminar in Canada
国名
カナダ
派遣先名
参加年度
2019年度

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左から2番目

プログラム参加の背景

参加のきっかけは2つあります。1つ目は、英語力の維持・向上のためです。GCSC参加直前まで留学に行っており、帰国後はビジネスの場で使用される英語を新たに習得しつつ、留学中に培った英語力を使いたいと考えていました。2つ目は、海外の学生と協働する経験を積むためです。大学卒業後は国際的なフィールドで働きたいと考えているため、異なるバックグラウンドを持った人と共に一つのものをつくりあげる場面において、自分にはどのような役割が果たせるかを確認できる良い機会だと考えました。このようにGCSCは、自分の成長に繋がり、将来に活かせる経験を得られると思ったため参加を決めました。

1日のスケジュール

プログラム開始時間まではそれぞれで行動しました。朝食は各自で取って身支度を済ませ、大学までの道のりも徒歩の人や路面電車に乗る人など様々でした。最終発表の日を除き、基本的には9:30にセッションが開始し、16:30頃に終了します。最終プレゼンの準備期間には2回、各20分ほど先生方と進捗状況を確認し、フィードバックを得る機会があります。昼食はグループごとに近くの中華街などで食べ、和気あいあいとしていました。16:30頃にプログラムが終了するとホテルへ帰ったのち、他のグループの人たちも一緒に夕食を食べに行き、自由に過ごしました。グループで集まって発表準備をする時間が短かったため、ホテルに帰った後もロビーで話し合いを続けていたグループもありました。プログラム最終日は閉会式が午前中に終わり、現地学生と別れたあとは自由に観光やショッピングをして楽しみました。

印象的な出来事

最も印象的な出来事は夕食の時間です。グループで食べた昼食も楽しかったですが、グループ関係なく食べに行った夕食が印象的でした。グループの進捗状況などプログラムに関することをはじめ、現地学生もカナダの3大学から集まっていたため、それぞれの大学の授業の様子や日本との関わり、バックグラウンドなどについて話すことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、プログラム中はグループの人以外とほとんど接点がなかったため、同じグループ以外の人とも仲良くなれる良い機会でした。

プログラムで得た経験

このプログラムを通して得られたことは、多様な人が集まるグループで課題解決を目指す難しさです。黙っていることを賛成していると捉える日本人と黙っていることを意見がない、参加する意思がないと捉える海外の人でグループを組むとすれ違いも生じました。しかし、互いの考え方を理解して歩み寄ることで、それぞれの意見を融合してメンバー全員が納得できる新しいアイディアを出すことができました。加えて、「暗黙の了解」は異なる文化を持つ人とでは通じないため、限られた時間の中では全員でゴールの確認をするというような小さなコミュニケーションを積極的に取ることで互いに誤解を減らし、よりスムーズに進められることも学びました。

アドバイス

GCSCは短期間で成長を目指す学生におすすめです。たった10日間だと思うかもしれませんが、とても濃く充実した10日間でした。また、この期間で得られる経験や学びの量は自分の努力、行動次第で変化するのだと思いました。一歩下がって謙虚に話を聞いていると、良くも悪くも現地学生は課題を全てこなしてくれます。意見に反対がなくても黙っているのではなく、賛成することを口に出して相手とコミュニケーションをとることが重要だと思いました。雰囲気が伝わらないオンラインであれば、さらに気をつけるべき点だと思います。GCSCは楽なプログラムではありませんが、チャレンジしてみる価値は十分あると思います。ぜひ全力で挑んでみてください!

柿原 佑哉

経済学部 3年生(参加時)

参加プログラム
Global Internship in Japan
国名
日本
参加年度
2019年度

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プログラム参加の背景

Global Internship in Japan(GI)参加志望理由は3つあります。①Global Career Seminar in Japan(GCS)で学んだ事のアウトプット・②1対1のペアでのコミュニケーション能力向上・③GIを通じて自分に出来る事と出来ない事を確認しそれらをプログラム後に改善する事、の3つです。2つ目の理由に関して補足すると、GCSは日加混合の約6人グループでの活動に対し、GIは2人1組である為、GCSとはまた別の種類の伝える力と聞く力を鍛えることが出来ると思いました。3つ目に関しては、今後の自分のキャリアを考える上で知る必要のある事かつGCS・GIJを通じて得られると考えました。

1日のスケジュール

私の受け入れ先企業の課題内容は飲食業界でのデジタルメニューの需要調査でした。

・企業担当者の方とのミーティングのある日
8時30分~9時頃出社しました。受け入れ先企業の担当者の方にこれまでにしてきた事・これからする事を報告し、フィードバックを受け取り、パートナーと共に今後の活動のプランを練りました。

・ミーティングのない日
会社に出社してデジタルメニューに関するインタビューのアポイントメント取りに勤しむ時もあれば、会社に赴くことなく飲食店を回る日もありました。具体的にはGoogle Mapを用いて大阪府内の飲食店の連絡先を手に入れ、手当たり次第に電話をかけました。電話にて対面でのインタビューの可否確認、もしくは電話口での口頭調査を行いました。

印象的な出来事

インターンシップ期間中にパートナーと過ごした自由時間が一番印象に残っています。自由時間中は、パートナーともう一人の参加者とホテルのベッドの上に3人で座り、日本のアニメを見ながら主に恋愛について話していました。恋愛トークは当初くだらないと感じる部分もあった私ですが、話してみると文化の違いが色濃く表れ非常に面白かったです。また、パートナーは私以上に日本のアニメに詳しく、様々なアニメを紹介してもらいました。それらをAmazonのウォッチリストに加え、現在Prime Videoで消化中です。

プログラムで得た経験

このプログラムを通じて得られた物が3つあります。まずひとつ目は、グローバルなビジネスマナー・多様な人たちとの良好な人間関係を構築する方法です。受け入れ先企業の方とは、対面だけでなくメールを通じてもやり取りをしていたので、普段経験することのない社会人の方とのメール対応の仕方も学べました。2つ目に、意見の衝突を恐れないマインドです。2週間も一緒に過ごすと、パートナーと考えがすれ違う事が何度もありました。その時も恐れずにパートナーと真摯にコミュニケーションを取る事で上手に物事を運べました。最後に、社会人の方とやり取りに抵抗がなくなった事です。プログラム期間中、100を超える飲食店・チェーン店の本部に電話をかけました。今ではこの経験が学内での授業や学外での調査に役立っています。

アドバイス

GIは事前課題、約10日間パートナーとの共同生活に加えて企業課題・大学からの課題に追われる事になるので大変なプログラムです。ですが、それらを乗り越えて得られる経験は後の生活にも活きてくるものばかりです。またプログラムを通じて実際に働く社会人の方と接する事で働くということについて多くの考えを得られます。ですので、GIは今後のキャリアについて悩んでいる3回生はもちろんのこと、挑戦したい2回生にもお勧めです。またどんなに英語が話せても、課題解決の為に行動できなければ意味がありません。つまりこのプログラムで1番大事なのは英語力ではなく実行力なので、英語に対する不安から参加を躊躇っている方も是非挑戦してみて下さい。

竹田 未来

人間福祉学部 3年生(参加時)

参加プログラム
Global Career Seminar in Japan
国名
日本
参加年度
2019年度

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プログラム参加の背景

私は2年秋学期に中期留学のプログラムでカナダに4か月滞在しました。4技能を徹底的に学ぶことができ、英語の基礎的な部分を固めることができました。英語にずっと触れながら生活する日々は私にとって楽しく、そして刺激的でもありました。それと同時に少し物足りなさも感じ、英語を使ってさらに発展的なことをしたいと考えました。2年春学期にCCC登録科目の受講をしていたこともあり、GCSに参加することで、留学で学んだことを活かしつつさらに自身の英語力を高めたいと思いました。

1日のスケジュール

朝はホステルで朝食を取って身支度を済ませ、みんなで一緒にバスで大学へ行きます。大学では毎日グループワークや講義、中間プレゼンテーションなど多くのプログラムをこなしていくことで最終日の発表の準備を進めていきました。時にはプログラム後も、先生に相談してフィードバックをもらうこともありました。ホステルに帰ってからも話し合いを続け、最終日の発表が成功するようにチームで協力して頑張りました。それだけではなく、他のグループの人と一緒にごはんを食べたり、カラオケやショッピングに行くなど日本での滞在の時間を楽しんでもらう時間も忘れずに日々生活していました。メリハリをつけて、学ぶ時間も遊ぶ時も充実させることができたと思います。

印象的な出来事

印象的な出来事は、10日間メンバーと寝食を共にすることで、互いのことを深く知ることができたということです。もちろん、講義やグループワークでは同じチームの人と徹底的に話し合いをする中でたくさんコミュニケーションをとることができていました。しかし、それ以外にも一緒にごはんを食べに行ったり出かけたりする時に話をすることで、異国の文化や考え方など私にとっては驚くような発見を得ることが多かったです。また、留学経験者や留学を考えている人など、志の高い人と話をすることができ、私自身の今後の海外との関わりについて考えるきっかけにもなりました。

プログラムで得た経験

このプログラムを通じて、私は多様な人と協力して1つのことを成し遂げることの難しさと楽しさを知ることができました。カナダの大学から来た学生の中にはカナダ以外の国出身の学生も多く、多国籍なメンバーの中でチーム活動を行いました。自分とは全く違う考えや価値観を持つ学生と英語でディスカッションをすることは、意見のすり合わせに苦労して最初は正直しんどかったです。しかし、次第に互いが理解し合おうとすることで、案もまとまり始め、最終的には自分たちの納得のいく発表ができ、達成感でいっぱいでした。10日間のプログラムで互いを理解し、1つのものを作り上げるという貴重な経験ができたと思います。

アドバイス

このプログラムでは英語力の向上はもちろんのこと、多様な人と共に1つのことにじっくり取り組むことを通して忍耐力や協調性が身につくと思います。様々な考えを持つ人と互いに議論しあうという経験はなかなかないと思いますし、レベルは少し高くとも、それを乗り越えて10日間のプログラムを終えた時にはそれぞれにとって何か感じること、得られるものがあるはずです。留学経験の有無に関わらず、自身の英語力を試してみたい、普段は関わることが難しい人と何かを成し遂げたいという人にはおすすめのプログラムです。是非挑戦してみてください!

カナダからの参加者の声
Tiffany Kit-Ying Ho
Queen’s University

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左から3番目

Participation in the Global Career Seminar in Canada

As a student I have always loved and been a world traveller. Since the beginning of my first undergrad year, I’ve always been interested in international business and have wanted to take part in an international exchange program. As I’ve travelled a lot and got to experience other culture but not learning, I thought the Global Career Seminar in Canada would be a great opportunity to do both!

The Global Career Seminar in Canada itself was amazing experience. The week downtown Toronto was a jam-packed week with work sessions, dinner events, and cross collaborations with company representatives. I really enjoyed the dinner KGU had organized for us to meet the Faculty and organizing team. I do have to say the learning experience with KGU online and working with students were very different than what I’m used to. And that might be what cross cultural learning is all about!

Cross Cultural experience with KGU and Canadian Students

What’s unique about the program is it not only bring together Canadian Students from one university but from multiple universities across Canada. I really enjoyed learning to work with Japanese students and students across Canada as we all brought together different perspectives of educational backgrounds and cultural backgrounds.

CCC Certificate

I was lucky enough to have my current undergraduate studies minor to match nicely with the requirements of the Cross-Cultural College Certificate. Although I’ve had a done a lot of international business courses in high school, being able to work with international students is a whole. I am happy to have participated in the Global Career Seminar in Canada for the CCC Certificate, as although it is easy to learn to about cultural working differences, working with others is whole different experience. Overall, the requirements of the CCC Certificate are not only doable and educational but a great asset for any future career area.