法学部 1年生(参加時)
国際学部 1年生(参加時)
入学時から国際社会貢献活動に興味があり、このフィールドワークがその足がけとなるプログラムだと知り、興味を持ちました。国際社会貢献活動は発展途上国に長期間渡航するので、途上国の様子がどのようなものなのか、この留学で知ることができることが決断の理由です。また、単なる言語習得のための留学や1人での留学ではなく、仲間と英語を使って現地の問題の調査・解決策の提案をする、フィールドワークという形にも惹かれました。フィールドワークを通して、普通の留学では得られない知見や価値観、一緒に取り組む仲間に出会えることが何よりも魅力的に感じていました。
渡航するまでには、4回に渡る事前研修がありました。フィールドワークやマレーシアについての学習や、訪問先についての事前調査・プレゼンなどを行いました。内容の濃い事前研修だったため、メンバーと深く話し合ったり親交を深めたりすると同時に、フィールドワークへの心づもりをすることができました。最終日に、先輩からのメッセージやアドバイス、Q&Aがあることも特徴の一つで、実際に経験された方から直接経験を聞くことができたのは安心につながりました。
楽しい、しんどい、面白い、難しい、といった様々な感情が溢れ出す生活でした。それは、日本では想像できないような文化の違いを日々感じ、素敵な人々に出会い、その国や人々の課題を理解しようと努力したからです。10日間という短い期間でしたが、毎日が本当に濃くて、3ヶ月くらい滞在した気持ちでした。言語や文化の壁に何度もぶつかり、日々の課題を投げ出したくなる時もありました。しかし、私たちを支援してくださったUTARの学生の皆さん、インタビューに答えてくださった訪問先の皆さん、そして一緒に毎日頑張っている仲間のことを考えると、力が湧き、やり抜くことができました。
(プログラムの主な流れ)
1日目:到着
2日目:UTARの見学、交流会、ウェルカムディナー
3〜8日目:各訪問先に訪問、途中パンコール島にて一泊二日のホームステイ
9日目:UTARで最終プレゼンテーションと修了式
10日目:クアラルンプール観光、出国
(1日の主な流れ)
8:00 起床・朝食
10:00 午前の訪問先へ
13:00 町で昼食
15:00 午後の訪問先へ
18:00 町で夕食
20:00 寮でミーティング
21:30 入浴
22:00 レポート・プレゼン準備
課題終わり次第就寝
イスラム教学校へ訪問した際、関学生の1人が見せてもらっていたコーランを床に置いてしまいました。コーランは神の言葉が記されているので、それを床に置くというのはNGです。それを見た生徒たちはコーランを床においてはいけないことを優しく教えてくれ、「君はそれを知らなかったんだろ?なら大丈夫だよ!」と言ってくれました。それまで、私はイスラム教徒に対して、攻撃的なイメージを抱いていました。しかし、彼らは私たちの間違いを優しく正し、そのルールを知らなかった私たちを受け入れてくれました。イスラム教徒に偏見をもっていた自分に気づけた、異文化の中にある私たちを受け入れてくれたあの瞬間は忘れられません。
マレーシアという多文化多宗教が共生している環境に、複数人でのフィールドワークという形で身を投じられたことは多くの経験と学びを得ることに繋がりました。まず、多文化共生がどう成り立っていて、どういった問題があるのか。日本で文章を読むだけでは分からない、きれいごとだけではない実態を肌で感じられました。またマレーシアと日本を比べると、発展度合や文化の違いから日本のほうが住みやすいと考えがちです。しかし、日本にはないがマレーシアにはある温かさや、寛容さがあり、一概に先進国が正しいという風に決めつけるのは違うと考えられるようになりました。
私はこのマレーシアフィールドワークで、自信の興味を確認することができました。興味のある子どもの貧困というテーマに関連する訪問先のリーダーを務めさせていただいたことで、それに関連する調査に重きを置いてすることができました。興味が定まっただけでなく、真剣に当事者の話を聞き、熱心に調査する楽しさを見出すことができました。今後の進路や就職の決断においても、この経験が活きてくるはずですし、今回のフィールドワークは私の人生の中の一つのターニングポイントとなったと感じています。
タフネス
毎日、慣れない環境の中で、様々な場所を訪問し、英語でインタビューを行うとともに、睡眠時間を削りながらレポートやプレゼンの作成を行ったからです。体調を崩すメンバーも多かったですが、全員で協力しながら、UTARの学生や先生方に助けられながら、10日間をやり切ることができました。このフィールドワーク後、どんなしんどいことに直面しても、「あのフィールドワークを乗り切ったのだから!」と、気持ちを強く持つことができています。
このフィールドワークの10日間は、今までの人生の中で一番濃く、長く感じるはずです。仲間やUTARの学生、訪問先の方々との楽しい時間や嬉しいことが待っていますし、本当に興味深いことを学ぶことができます。もちろん、しんどい時や、課題・プレゼンを投げ捨てたくなる時もあるでしょう。でも、その限界は仲間となら乗り越えられるはずです!心地いい環境から抜け出せた人こそが成長できるのだと私は信じています。マレーシアでのフィールドワークを駆け抜けて、新しい自分を手に入れてください!
国際学部 1年生(参加時)
私は以前より、関西学院大学独自のプログラムである国際社会貢献活動に興味があり、夏休みに短期で途上国にてフィールドワークを行えることに魅力を感じ、応募しました。途上国に興味はあっても、なかなか1人で行く機会がない中、このプログラムでは現地の方にインタビューする機会や、旅行では回ることができないような訪問先があり、きっと自分の成長につながる物になると考えました。また、そのような経験は今後国際社会貢献活動に参加するにあたって貴重な経験であると考えています。
マレーシアでのフィールドワークは、他の留学に比べて短期で、比較的挑戦しやすいと思います。途上国ということもあり、まずはその国を知るために事前研修を重ねました。研修の課題などを通して自分でもマレーシアについて調べる機会も多くあり、政治分野や環境分野など多岐に渡った知識が身についたと感じます。また、孤児院や学校を訪れるプログラムがあったので、子どもたちが楽しんでくれる遊びを考えたら、メンバーとダンスを練習したりしました。
正直毎日が楽しいばかり、とは言えない留学生活だったと思います。海外フィールドワークは他の留学プログラムに比べて期間が短く、英語スコアなどの要件もありません。しかし、他のプログラムに比べても、課題や事前学習、現地で自分で考えて行動しなければならない場面などが多く、泣きながらメンバーと課題をしたりミーティングを重ねました。ですが、どんな時も一緒にいてくれる仲間がいたことが私の心の支えでした。彼らと励まし合いながら切磋琢磨した10日間は私の宝物です。
1日の流れとしては午前午後で基本的に2つの訪問先に行きます。マングローブ林や孤児院、老人ホームなどそれぞれの訪問先にリーダーを決め、リーダー中心に質問を考えます。1日の最後に振り返りミーティングをし、それを受けてのレポートを提出します。最終日に全体を通しての最終プレゼンテーションがあります。
やはり、現地学生との活動です。現地学生はどこの訪問先に行く時も一緒に行動してくれます。毎日一緒にご飯を食べたり、バスの中でいろんな質問をしたり、いろんな場面で支えてもらいました。ホームステイでも現地学生と一緒にパンコール島の家庭にホームステイし、本当に家族のような時間を過ごしました。最後空港で日本に帰る時にはメンバーも現地学生も泣きながらの解散でした。質問の翻訳をしてくれる場面や、マレーシアのことを教えてくれることもありましたが、それだけでなく、メンバーに寄り添い支えてくれた彼らには感謝してもしきれませんし、そんな友達ができたことがとても嬉しいです。
フィールドワークで学べることはやはり知識よりも経験だと思います。途上国に行く機会も、そこで現地の方とコミュニケーションを取る機会もなかなか個人の旅行ではできない経験だと思います。インタビューを通して「人の心」に触れる経験は現地に行き、直接話を聞くフィールドワークだからこその魅力だと思います。また、私は一緒に10日間を過ごした17人の仲間との出会いが1番の財産だと考えています。同じ志を持つ人に出会うことはたくさんの人がいる大学では難しいです。道に迷った時に相談してくれる、道標になってくれるような仲間がいることは、今の私の心の支えになっています。他の留学プログラムでもマレーシアという国に行くことはできます。ですが、素敵な仲間と出会い、現地に触れることができるのはこのプログラムなのではないかと私は考えます。
私は国際機関で働き、世界の問題を解決できるような人材になりたいと考えていました。このフィールドワークを通して実際に現地で活動することの楽しさや難しさに触れ、社会貢献の企業や団体に興味を持つようになりました。一方で、自分の未熟さも痛感した経験だったと思います。知識力や言語能力などで悔しい思いをする場面も多く、この大学生活においてより多くの知識を身につける必要があることを感じました。
タフネス
マレーシアフィールドワークでは、常に臨機応変に対応する力が身についたと感じます。現地の方へのインタビューではなかなか思うような回答が得られなかったり、こちらの意図が伝わっていなかったりしました。また仲間と役割を分担しながら柔軟に対応する必要がありました。思うような回答を得られなかった際には他の訪問先での質問を増やしてみたり、意図が伝わっていなければ言い方や伝え方を変えて質問したりしました。集団行動ということもあり、周りを見て頭を柔軟に働かせる力が身についたのではないかと考えます。
国際ボランティアに興味がある方はぜひ、参加を検討してみてください!現地でしか得ることができない経験と成長が確かにあると思います。確かに楽しいことばかりではありませんが、それを仲間と共に乗り越えることはきっとみなさんの人生の財産になると思います。応援しています!
国際学部 1年生(参加時)
私は大学在学中に、2つの国際ボランティアプログラムに参加したいと考えており、海外フィールドワークが事前推奨科目となっていたため参加を決めました。加えて、このプログラムを通して、現地でのフィールドワークの手法の基礎を学ぶことや異文化に触れることなどをしたいということも考えていました。さらに、海外フィールドワークは派遣前には充実した事前研修があり、派遣時には途上国経験豊富な教授が同行し、現地の大学生がサポートに入るといった初めて途上国に行く際のサポートの基盤がしっかりとしており、途上国でも安心して参加できることも理由の一つです。
朝から夕方まで現地の教育機関や日系企業、市場など様々な場所で質問調査をします。質問は現地学生に翻訳を介して行うため、事前の質問内容とその意図の共有は欠かせません。また、自由時間にはカフェや市内散策に行くことも可能で、タイトな日程の中でもメリハリをつけながら活動します。夕食後は、関学生だけで本日の振り返りと日報の記入をし、終わり次第グループごとに調査内容をまとめ、最終日に向けてプレゼンを作成します。
<ある1日のスケジュール>
7:00 朝食
8:00 中学校訪問
9:30 高校訪問
ホテルに戻って昼食
13:30–15:15 小学校訪問
15:15–17:00 日系企業訪問
夕食/本日の振り返り/自由時間
先進的な教育方法の取り組みが印象に残っています。現地では、小学校から大学までの全ての教育機関を訪問する機会がありました。小・中学校では、積極的にICT機器を活用した授業が運用されており、日本とは違い教員がICT機器の使用に難があるという訳ではなく、より効率的でかつ生徒が理解しやすい授業が展開されていたことも驚きました。また、現地で訪れた高校は、理系教育の充実がしており、加えて運動場にはテニスコートや芝生のサッカーコートがあるなど、日本の高校ではなかなか見られない設備の充実さがあったことは日本よりも発展していると感じました。途上国では、教育内容や教育機関が発展していないという事前に持っていた考えは偏見にしか過ぎないと考え直させられた機会となりました。
この10日間は、毎日が新たな気づきの日々でした。ベトナムは、教育分野では日本よりも優れており、また都市と地方の格差が激しいことに気づきました。そして、文献やネットの途上国の現状は、実際の様子と全く違うため、自分の目で確かめる必要があると感じました。また、現地学生の通訳で調査をしましたが、通訳を介すと本当に聞きたいことが相手にうまく伝わらず、調査ではとても苦戦しました。しかし、今回の派遣では、ベトナムの人の温かさと現地調査の難しさを知りました。ベトナムの方はどんな時でも私たちの調査に協力的でいろいろな質問に答えてくださいました。調査では、統計をとるために多くの調査を必要とするため、継続的な根気強さが求められると学びました。
このプログラムは、授業以上の深い学びを実践的に体験できます。10日間はとても忙しく、毎日しんどいと思う場面がありますが、一緒に活動する仲間との助け合いで絶対に乗り越えることができますし、最終日のプレゼンが終わった時の達成感は忘れられません。そして、一緒に活動した日本人の仲間やサポートしてくれた現地学生は、最高の友達であり、渡航が終わった今でも遊んだり、連絡を取ったりと深い絆で結ばれています。国際ボランティアを希望する人だけでなく、大学生になって新たに挑戦したい人、自分自身を成長させたい人などにおすすめです。少しの好奇心が大学生活や今後の人生に大きな変化を与えます。多くの学生が海外フィールドワークに参加してくれることを願っています。
社会学部 2年生(参加時)
このプログラムに参加を志したきっかけは大きく二つあります。一つ目は、元々国際協力の分野に関心があり、語学習得以外の目的がある留学プログラムに参加したいと考えていたからです。「国際協力とはどの ようなものなのか、自分の中にある抽象的なイメージを具体的なものにしたい」、そして将来を考える上で、「この分野が自分に合っているのかを確かめたい」という思いもありました。二つ目は、現地の学生との交流というプログラムが魅力的だったからです。多民族国家で暮らす同世代の学生が日ごろ考えていること、生活や将来に対しての考えなどを知り、刺激を受けたいと思ったからです。
留学中は毎日異なる訪問先に行き、UTARの学生の助けを借りながら英語で質問、五感から得られる情報を集めます。寮に戻ってメンバーや先生と、それぞれで集めた情報とお互いの見解を共有し、その後はDaily レポートの作成に取り掛かります。レポート作成後は、最終日に留学中の調査を踏まえてのプレゼンがあるので、その準備も少しずつ進めていました。以下はThe Buddies Society of IpohというHIV・AISに関する活動をしている訪問先を訪ねた日のスケジュールです。
8:00 朝食(寮に届けていただくお弁当を食べることが多かったです)
9:00 訪問先へ出発(バスの中で訪問先についての事前情報を復習していました
10:00 The Buddies Society of Ipohに到着(施設に関する説明を聞いた後、質問タイムへ)
13:00 昼食(ホテルでランチをとりながら、訪問先の方とお話をしました)
15:00 寮に戻り、メンバー・先生と情報と見解の共有
18:00 Kampar Town(飲食街)へ移動し夕食(UTARの学生が美味しいお店を提案してくれます)
20:00 寮に到着し、その後レポート作成、プレゼン準備
パンコール島で、中華系のホストマザーに島を案内してもらっている最中のことです。ふいに島内にあるモスクからアザーン(礼拝の時間を知らせる音楽)が流れてきて、ホストマザーがそのアザーンのメロディーを真似して口ずさんでいました。ホストハウスには、仏教徒の神棚のようなものが飾られていたことや、彼女から聞いた話の内容からして、彼女は自分の信仰する宗教、「仏教」に対して誇りを持っているようでした。しかし一方で、アザーンを口ずさむというという行為から、彼女が他宗教の文化を自分の生活の一部として受け入れているということに気づくことが出来ました。多民族国家の人々の暮らしを肌で感じた瞬間でした。
私がこのプログラムを終えて得たことは大きく二つあります。一つ目は、社会に対して自分なりの見解を持つ力、二つ目は、ここぞというときに踏みだす勇気です。留学期間中は、毎日新しいことを目にして、その日のうちにレポートに書いて自分の考えをまとめます。日々のレポートを完成させる過程で、見たもの聞いたものに対して、自分はどう考えるのか、自問自答する時間が多くありました。仲間や教授とも意見を交わしていく中で、社会問題に対して「自分なりの考えを持つ」ということが自然にできるようになったことが私の中で大きな成長でした。 二つ目の、ここぞというときに踏み出す勇気というのは、調査中に疑問に思ったことに対して、躊躇せず勇気を出して英語を使って質問するという経験によって得ることが出来ました。帰国してからは、緊張することがあっても、留学期間中のことを思えばどんなことも乗り越えられると思えます。
私がこのプログラムを終えて得たことは大きく二つあります。一つ目は、社会に対して自分なりの見解を持つ力、二つ目は、ここぞというときに踏みだす勇気です。留学期間中は、毎日新しいことを目にして、その日のうちにレポートに書いて自分の考えをまとめます。日々のレポートを完成させる過程で、見たもの聞いたものに対して、自分はどう考えるのか、自問自答する時間が多くありました。仲間や教授とも意見を交わしていく中で、社会問題に対して「自分なりの考えを持つ」ということが自然にできるようになったことが私の中で大きな成長でした。 二つ目の、ここぞというときに踏み出す勇気というのは、調査中に疑問に思ったことに対して、躊躇せず勇気を出して英語を使って質問するという経験によって得ることが出来ました。帰国してからは、緊張することがあっても、留学期間中のことを思えばどんなことも乗り越えられると思えます。
なぜ留学しようと思ったのか?
私は始めから「海外FWに参加したい」という強い思いがあったわけではありませんでした。確かに国際協力に興味があり、漠然と国際ボランティアに参加したいと考えていたため、事前推奨科目である海外FWへの参加を決めたのも理由のひとつです。しかしそれ以上に、高校留学での経験を通じて「自分が世界を舞台に貢献できるのか」と疑問を抱いており、それを確かめたい思いが強くなったことが大きな動機となりました。異なる視点から歴史や国際問題を学び、意見を交わすことの大切さを実感したからこそ、現地の学生と交流できる本プログラムは、彼らの生の声を聞くことができる点に魅力を感じ参加を決意しました。
留学を実現するまでに、どのような準備をしましたか?
このプログラムに参加するためには、願書の提出、そして面接に合格する必要がありました。その準備として、自分はなぜこのプログラムに参加したいのか、そしてどのような人材になりたいのかなどを深く考え計画していました。英語力については、日常会話に加え貧困や環境についての語彙を学び、話す力を重視しました。また、渡航前の事前研修では、これから10日間一緒に過ごす仲間とマレーシアについて調べてプレゼンを行い、現地での交流活動を企画するなど、実践的な準備を進めました。
どのような留学生活でしたか?
本当に一言では表せないほど刺激的で充実した毎日でした。マレーシアの多文化や自然環境、教育や人々の価値観を肌で感じられるさまざまな訪問先に赴き、現地でしか分からないことを学びました。はじめは訪問先での質問に躊躇したり、一緒に行動する現地の学生に対しても恥ずかしがったりしていましたが、日を重ねるごとに自分の考えを積極的に伝え、相手の意見を引き出せるようになりました。10日間でここまで成長したのは、旅行や一人で行く留学とは違い、一緒に行った志の高いメンバーがいたおかげで、互いに刺激を受け合い、より深い学びや気づきを得ることができたからだと感じています。
1日もしくはプログラム全体ののスケジュールを教えてください。
毎日、1~3箇所程度の訪問先へ赴き、フィールドワークを行います。これは8日目のスケジュールをあげています。
9.00 am Breakfast at Westlake Villas
10.00 am Discussion Session and Preparation of Study Tour Assignment
1.00 pm Lunch at Westlake Villas
2.00 pm Leave for Malim Nawar
2.30 pm Visit Islamic School
5.45 pm Leave for Kampar Town
6.15 pm Dinner in Kampar Town
7.45 pm Back to Westlake Villas
8.00 pm Discussion Session and Preparation of Study Tour Assignment
留学中で、印象的な出来事
強く印象に残ったのは木炭工場の労働環境です。24時間稼働する窯の中で、従業員がマスクを着用せずに作業している姿に驚きました。木材の炭化過程で発生する有害物質が環境や人体に与える影響は深刻であるにもかかわらず、従業員たちはこの環境を当たり前のものとして受け入れ、改善を求める声が上がらないことに疑問を感じました。日本では労働者の安全基準が厳しく、環境規制も整備されていますが、現地では労働環境や環境問題への意識が異なると実感しました。従業員が声を上げやすい環境を整えるためには、政府の介入や制度改革が必要だと強く感じました。
留学で得た学びや経験は?
現地で直接話を聞くことで、多文化とは何かを深く考えさせられました。イスラム学校では、初めてイスラム教に触れ、宗教が生活にどのように根付いているかを実感しました。現地の学生からは、マレーシアにおける人種や宗教の違いについて率直な意見を聞くことができ、先生には言わないでねと前置きしつつも、現地のリアルな事情を教えてくれたことが印象的でした。多文化だから皆が仲が良いのではなく、衝突を乗り越えて共存してきた背景があることを知り、共生の本質について考えさせられました。
留学での経験は、今後の就職・進路選択にどんな影響を与えると思いますか?
このプログラムは、「自分が世界を舞台に貢献できるのか」という疑問を確かめたいと思っていた自分にとって、大きな影響を与えました。大学入学後、将来は日本で仕事に就くことを考え始めていましたが、国外から日本を見つめる視点の重要性に気づき、将来の選択肢として世界を舞台にする可能性を残したいと感じました。また、先生や先輩、仲間との交流を経て、今の選択が人生のすべてではなく、柔軟に進路を考えていけばよいのだと実感し、過度に迷いすぎる必要はないとも思うようになりました。この経験を通じて視野が広がり、現在は国際ボランティアへの参加に向けて事前研修を受けています。
特に成長したと感じられる点
多様性への理解
その理由
異なる人種や宗教を持つ人々が共存するマレーシアに、このプログラムを通して行ったからこそ「多様性」について理解を深めることができたと感じています。日本では「多様性」が大切だと学ぶものの、信仰のある人とない人ではその意味や捉え方が異なると気づきました。特に移民にとって宗教は生活や心の支えとなりますが、日本ではその役割が十分に理解されていません。移民の受け入れが進む中で、宗教と社会の関係を見直す必要があると感じました。この経験を通じて、異なる背景を持つ人々と協働しながら共生する多様性のあり方を模索していくことの大切さを学びました。
これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!
このプログラムは、想像以上にあなたの世界を広げてくれます。自分のレベルに合っているか、不安に思うかもしれません。しかし、大切なのは「どれだけ自分で価値を見出し、活かせるか」です。私も法学部で法曹の道を考えながら、起業の準備やインターンシップなどに取り組んでいましたが、それでも参加して本当に良かったと感じています。仲間と共に学ぶことで気づきは何倍にもなり、現地の学生との交流がさらに視野を広げてくれます。涙することもありましたが、それほど濃密で価値のある時間だったからこそ得られるものがあります。迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください!