海外フィールドワーク

有岡 和奏

経済学部 1年生(参加時)

参加プログラム
海外フィールドワーク
国名
ベトナム
派遣先大学名
トゥンマイ大学
参加年度
2024年度春季(春休み)

なぜ留学しようと思ったのか?

このベトナムFWに参加した理由は二つあります。
1つ目は、このFWは、現地で学ぶことができる留学だと思ったからです。留学のパンフレットを見た時、日系・現地企業や教育機関、孤児院などでインタビューをすることができ、現地の人と積極的に関わることができると思いました。
2つ目は、将来国際協力の分野で働きたいと考えていましたが、どのような形で貢献ができるのか模索途中であったので、視野を広げたいと考えたからです。

留学を実現するまでに、どのような準備をしましたか?

留学に行く前に、事前研修があるので、そこでベトナムの基礎知識を学びました。そして、そこで得た知識から、班でどのような質問項目を作るのかを決めました。この過程は、ベトナムの歴史や、経済、政治などを学ぶことができ、日本に帰ってきてからの大学の授業でも役に立っています。また、日本とベトナムの文化交流のために、ダンスをみんなで練習し、ダンスリーダーからダンスを教わったりして、一緒に行くメンバーとも仲を深めることができました。

留学で得た学びや経験は?

どこの学校や企業に調査のため訪れても、熱烈に歓迎していただいたことがとても印象的に残っています。どこでもお土産を頂き、ベトナムの文化を教えて頂きました。そして、今回10日間ずっと一緒に居てくれたTMUの学生との最後のお食事会は今でも忘れられないです。短い期間であったのにも関わらず、とても仲良くなることができました。日本の曲を熱唱したり、思い出を振り返ったり、調査に行った時は、通訳をしてくれたり、一日の活動が終わった後は、夜に街中に連れて行ってくれたりしました。言語の壁を超えて、文化を超えて初めて海外の友人を作ることができました。ほんとに10日間、TMUの学生や、コーディネーターの方を始めとするいろんな方々のおかげで、とても忘れられない充実した留学をすることができました。
私が今後海外に行くハードルを下げることができました。こんなに、海外で過ごすのは楽しくて、学びのあるものだと肌で感じることができました。

1日もしくはプログラム全体ののスケジュールを教えてください。

5日目のスケジュールです。
8:30 - 10:00 DOMESTIC ENTERPRISES
10:00 - 10:30 Transporting: BIDV - TMU
10:45 - 11:15 Transporting: TMU - Restaurant
11:25 - 12:25 Lunch Time
12:30 - 15:00 Transporting: Restaurant - Ninh Binh City
15:00 - 15:40 VAN LAM TRADITIONAL EMBROIDERY VILLAGE - NINH BINH
15:40 - 15:50 Transporting: Van Lan Traditional Embroidery Village - Tam Coc Bich Dong
15:50 - 16:30 TAM COC - BICH DONG (NINH BINH)
16:30 - 17:00 Transporting: Tam Coc - Bich Dong - Binh An Nhien Hotel
17:00 - 18:00 Rest Time
18:00 - 19:00 Dinner Time
19:00 - 19:30 Transporting: Binh An Nhien Hotel - Hoa Lu Ancient Town
19:30 - 21:30 Hoa Lu Ancient Town
21:30 - 22:00 Transporting: Hoa Lu Ancient Capital - Binh An Nhien Hotel
22:00 Rest Time

留学での経験は、今後の就職・進路選択にどんな影響を与えると思いますか?

私は、将来国際協力の場で働きたいと考えています。私はこの留学を通して、実際現地に行ってみないと分からない事があると、FW通して学びました。そして、その国の人の温かさや、文化は肌で感じることが大切だと思いました。もっといろんな国に訪れて、自分の目でどのように貢献できるのか考えたいです。

特に成長したと感じられる点

タフネス

その理由

確かに10日間という短い期間ですが、一日中活動するので、かなり疲れた記憶があります。また、食事や慣れない環境の中で過ごすのは、かなり大変でした。しかし、その経験があってこそ、今の日本での生活を客観的に見ることができ、当たり前だと思ってたことが、当たり前でなかったりして、そのギャップが楽しかったり、逆にしんどいなと思ったり、さまざまな感情を持つことができました。

これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!

私がこのプログラムを申し込む前は、FWなど海外に行くのも初めてなのに本当にできるのだろうかと、かなり躊躇しました。しかし、実際行ってみて、仲間に支えられながら、途中の英語での調査や、最後のプレゼンを終えることができ、達成感をかなり感じることができました。この10日間は私にとって、次のステップに繋げることができた留学であり、もっと英語力を向上させたいと思えました。とても濃い10日間になることは間違いないので、ぜひ、新しい自分に出会うために、自分の得意を海外で活かすために参加してみてください!!

生命環境学部 1年生(参加時)

参加プログラム
海外フィールドワーク
国名
ベトナム
派遣先大学名
トゥンマイ大学

なぜ留学しようと思ったのか?

ベトナムへの留学前に、夏に友達の誘いで、所属学部でのインドネシアのダイビングプログラムに参加したことで、他の国にも行ってみたいと思ったのがきっかけです。一つの国を知ることで、その周辺の国とのつながりや歴史が見えてくるので、これは行ってみるしかない!と思いました。

留学を実現するまでに、どのような準備をしましたか?

フィールドワークでの調査をするにあたって、訪問する国の産業、経済、宗教、教育などを理解しておく必要がありました。渡航前の研修で行うプレゼンを通して、グループごとの発表から理解を深めることができました。フィールドワークは訪問する企業や教育施設と予定を合わせて行っているので、わたしたちの質問内容と事前の調査は整理しておく必要があります。

留学で得た学びや経験は?

トゥンマイ大学の学生さんは私たちの初日の到着で盛大に出迎えてくれました。この旅が素敵なものになると確信したことを覚えています。様々な企業や教育機関、産業に立ち会い、その場所で働く人々の生活や仕事での課題をこの目で確かめることができ、渡航前の学習との比較はよい学びとなりました。

1日もしくはプログラム全体ののスケジュールを教えてください。

企業や教育機関への訪問は一日に2回ほど毎日違う場所で行いました。フィールドワーク中の計画はトゥンマイ大学の学生さんが主体となって管理し、予定の変更や次の日の予定を発信してくれて非常に助かりました。施設への訪問以外には、私たちを楽しませるイベントが盛り込まれていて、私たちは短期間でよいチームワークを築くことができました。ハノイ周辺の歴史博物館や観光地にも行くことができ、幅広くベトナムを知ることができました。

留学での経験は、今後の就職・進路選択にどんな影響を与えると思いますか?

私は、将来どのような分野で活躍していくか想像できませんでしたが、このような国際的な視野を身につけることで、海外で働くという選択肢が増えたのは大きかったです。関西学院大学では理系・文系関わらずに参加できる留学プログラムがあるので、幅広く学問を横断できる点ではこれまでの思考の領域外にあった自分に合う職種や進路に出会えることは間違いないです。

特に成長したと感じられる点

主体性

その理由

今回のプログラムは友達に誘われたわけではなく、自分の将来を見つめるために自分自身で探したプログラムであるため、そういった意味で主体的に行動できましたし、良い判断だったと思います。

これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!

海外にいざ飛び出してみることで、あなたの未来の可能性はきっと広がります。日本では感じられない経験から他国を知り、自国への理解を深め、私のこれからを想像してみましょう!!

人間福祉学部 1年生(参加時)

参加プログラム
海外フィールドワーク
国名
マレーシア
派遣先大学名
トゥンクアブドゥルラーマン大学

なぜ留学しようと思ったのか?

元々、本学内の留学プログラムである国際社会貢献活動に興味があり、その事について指導教員の長先生にご相談させて頂いた際に参加を勧められた事が参加を決めた大きなきっかけです。国際社会貢献活動に参加するにあたり、東南アジアや途上国を訪れた事が無かった為、まずは一度この留学に参加してみて経験を積もうと考え参加申込をしました。また、1回生の夏休み期間に何にも挑戦しないままなんとなくで過ごしてしまった事が悔しく、春休み期間には何かに挑戦してみたいと考えていた事も参加を決めた大きなきっかけです。

留学を実現するまでに、どのような準備をしましたか?

書類選考では、まず今まで自分がこれまでに経験した事やそこから学んだことや自分自身で考えたこと、何故この留学に参加したいのかという理由について簡単にブレインストームをして自分の思いを取りこぼす事なく伝えることを意識しました。面接では、自分の志望動機や自己紹介を日本語と英語どちらでも答えられるように何度も練習しました。また、聞かれるかもしれない質問に対しての回答も話す内容を考え日本語と英語で準備しました。原稿の暗記ではなく自分の言葉で答えられるようにしました。

留学で得た学びや経験は?

留学生活で得た学びは「自分のコンフォートゾーンを破って学び、考え続ける事のおもしろさ」です。10日間の留学生活では様々な訪問先を訪れ「質問をする事」で現地についての調査を行いました。相手に質問し続ける事は意外と難しく、その為には身の周りに対して興味や疑問を持つことが必要でした。小さな事でもとにかく質問し続けたことから自分の中の世界が徐々に広がっていった経験がこの留学で得られた最も大きなことだったと思います。毎日刺激的な経験ばかりでしたが、特に印象に残っているのは、孤児院で子ども達と遊んだり院長先生からのお話で、一番心を動かされました。

1日もしくはプログラム全体ののスケジュールを教えてください。

毎日異なる訪問先を訪れる為、詳細なタイムスケジュールは異なりますが基本的な1日のスケジュールは以下のような形でした。 起床→皆で朝食→訪問先に移動・調査→昼食→訪問先に移動・調査→夕食→振り返りMTG→部屋に戻ってルームメイト達とレポート・就寝準備・夜食タイム→就床  夕食は基本的に自分たちが食べたいものを決められたので、毎日初めての美味しい料理を食べられる事がモチベーションになっていました。また毎晩寮に戻ってから、ルームメイト達と話したりフルーツ・お菓子を食べたりしながらその日のレポートを書く時間が1日の中の楽しみでした!

留学での経験は、今後の就職・進路選択にどんな影響を与えると思いますか?

今回の留学では自分の五感を使って情報を吸収し、疑問をもち続ける事や考え続ける事の重要性と自分が経験して見たいと考えた事には実際に自分がその場を訪れて五感を使かってみないとなにもわからない事に気づかされました。また自分の考えや気づきを言語化して外に発信できなければ意味がない事にも気づかされ言語化の能力が上がったと感じています。私は自分自身の進路選択の選択肢をまだ何も決断する事ができていません。しかしこの留学の経験で得た経験や気づきが、動いてみることの原動力になっていると感じ、行動した先で自分の進路選択の決断をするきっかけを与えてくれると考えています。

特に成長したと感じられる点

主体性

その理由

この留学では「受け身になっていてはなにも得られない」ことを何度も痛感させられ、反省させられました。五感を使って気づく事や質問し続ける事、疑問をもって考え続ける事は重要な事であり、誰かが与えてくれる事ではなく自分の中から自分で動かなければできないことである気づき行動できるようになったと感じているからです。

これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!

海外フィールドワークは長期休みに経験でき、想像もしていなかった気づきと学びを自分の五感を使って感じられ、普段の生活では出会う事ができない人たちと深く関わる事ができ、参加する前と後で自分の中の変化と成長を実感できる留学です。参加することで何か必ず得られることがあるので、是非この経験に飛び込んでみてください!

藤原 ゆうか

国際学部 1年生(参加時)

参加プログラム
海外フィールドワーク
国名
マレーシア
派遣先大学名
トゥンクアブドゥルラーマン大学
参加年度
2024年度春季(春休み)

なぜ留学しようと思ったのか?

参加した友人から話を聞き、「気になる!面白そう!」と思ったことが最初のきっかけです。フィールドワークを通して、教科書では学べない途上国のリアルを自分の目で見て感じたいと思い、参加を決意しました。10日間という短期間で、関学生の仲間や現地大学生と共に過ごせる点も心強く、挑戦しやすさを感じました。国際ボランティアや途上国への関心がうっすらとあった私は、経験することで次の選択肢が広がるかもしれないという期待も抱いていました。「知らない世界を知ってみたい。」そんな思いが、行動につながりました。

留学を実現するまでに、どのような準備をしましたか?

応募するまでに特別な準備はしていませんが、出願書類や面接に向けて、自分の想いや考えを整理しました。大切にしていたのは、「行きたい!」と思った最初の気持ちを忘れず、10日間を全力で学び、全力で楽しむという姿勢です。出発前には全4回の事前研修に参加し、マレーシアの文化や歴史、経済などを基礎から学びました。同じプログラムに参加する関学生と知識や考えを共有し、出発の準備を進めました。また、現地での活動がより深まるよう、インタビュー用の質問表も事前に作成しました。

留学で得た学びや経験は?

毎日が新たな気づきの連続でした。特に印象に残っているのは、初日に訪れたイスラム系の学校での経験です。私は現地の同世代の男子学生と交流しました。最初は緊張や不安もありましたが、生徒たちは明るく優しく迎えてくれました。質問を通じて準備してきたことが形になった瞬間も嬉しかったですが、それ以上に、何気ない会話を通して自然に笑い合えた時間が心に残りました。ほんの短い時間だったけれど、文化や価値観を越えて人とつながることができたこの出会いは、これからもきっと忘れないと思います。

1日もしくはプログラム全体ののスケジュールを教えてください。

渡航前には全4回の事前研修で、マレーシアの歴史や文化、簡単なマレー語などを学びました。現地では、イスラム学校やマングローブパーク、孤児院などを訪問。事前に用意した質問をもとにインタビューを行いました。プログラム後半には、関学生2人とUTARの学生1人で1家庭に滞在するホームステイもあり、文化の違いを肌で感じながら交流を楽しみました。基本的に毎日2か所を訪問し、夕方には振り返りミーティングで学びを整理。最終日にはお世話になった現地の方々に向けて、学びをまとめたプレゼンテーションを行いました。

留学での経験は、今後の就職・進路選択にどんな影響を与えると思いますか?

このプログラムを通して、国際協力への関心が芽生えました。途上国を訪れたことで、現地での取り組みを自分の目で見て感じたいという思いが強くなり、関西学院大学独自の国際ボランティアプログラムである「国際社会貢献活動」への参加を決意しました。参加前には想像していなかった選択肢だったので、自分の進路に大きな影響を与えたと思います。まだ明確な将来像はありませんが、「まず自分で見て感じること」を大切にしたいという軸ができました。一歩踏み出す経験が、自分を知る大きなきっかけになると感じています。

特に成長したと感じられる点

主体性

その理由

訪れる場所も、出会う人も、話せるチャンスも一度きりかもしれない。そう思って、限られた時間の中で得られるものをすべて吸収しようと全力で動きました。気になることは自分から聞く、妥協せずに取り組む。その姿勢が、これまで受け身だった自分に変化を与えてくれました。時間の濃さは自分の行動次第で変わると実感し、主体性が育ったと感じています。

これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!

楽しいこともあれば、大変なことも、うまくいかないこともあります。でもだからこそ毎日が刺激的で、成長の機会にあふれていました。プログラムを通して得た出会いや気づきは、今も自分の中で生き続ける宝物です。大学生の今だからこそ、一歩踏み出す価値がきっとあります。ぜひ挑戦してみてください!