中期海外インターンシップ

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平山 太基

経済学部 2年生(参加時)

参加プログラム
中期海外インターンシップ
国名
オーストラリア
派遣先大学名
ニューサウスウェルズ大学
参加年度
2018年度

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留学の背景

きっかけは、前年の夏に短期留学した際、英語に対する追求意欲を感じたからです。実際に短期留学では、自分の中で外国人と英語で話すという壁がなくなりました。また、TOEICは650点まで伸ばすことができました。しかし私はそこで、もっと英語を使って外国人とコミュニケーションを取れるようになりたいという意欲と、TOEICのスコア900点を獲得したいという2つの目標ができました。そのためには、短期間の語学留学では足りないと思い、より長い期間の留学に挑戦し、かつインターンシップという実用的に英語を使う環境に身を置くことができるこのプログラムに申し込みしました。また、日本とは異なる文化の地に長期間身を置き、私自身がどのように文化に適用ができるのか、どれくらい人間関係を構築できるのかを試してみたいとも考えました。

1日のスケジュール

~語学学校時~
7:00起床
8:30学校到着
12:00昼休憩
15:00授業終了
18:00アクティビティ
19:00夕食
21:00課題
23:00就寝

~インターン時~
8:00起床
9:00出社
10:00メール確認
12:00受付対応
13:00昼休憩
15:00企画立案&電話対応
17:00退社
19:00夕食
23:00就寝

印象的な出来事

オーストラリアの広大さが印象に残っています。それは、土地的な面も人間性な面も両方含めてです。オーストラリアの風景は本当に素晴らしいです。輝くビーチやそこに沈む夕日、グレートバリアリーフといったきれいな海に、エアーズロックといった神秘さを感じる所など数え切れないほどの感動を味わいました。それに加えて、現地に暮らす人の心の広さにも驚きました。特に、現地で働く人は仕事のために生きていません。家族のため、自分のため、趣味のために人生を謳歌している雰囲気があり、定時退社は当たり前。その30分後にはビールを片手に飲み会が始まっているといった暮らしでした。そのように暮らす中で現地の人は、広い心を持って人に接している印象を持ちました。

留学で得た経験

インターンで様々な仕事を体験させてもらった中で、電話対応が私にとって非常に困難で難しいものでした。どうしても相手の言葉が聞き取れなかったのです。初めは、がむしゃらに数をこなしていましたが、それでも上手くいかず、勇気を出して、上司に私の対応はどうだったかフィードバックをもらうようにしました。すると、私が今まで気づくことのなかった修正点や、電話応対の時に使えるオーストラリア独自のフレーズなどを丁寧に教えて下さりました。3週目には完璧に対応できるようになり、自身の成長を実感しました。語学力が向上したことは勿論、困難に直面したとき、どのようにプロセスを立てて、誰に助けをもらいながら、乗り越えるのかが大事なことだと気づきました。

アドバイス

この3ヶ月間は、私の人生にとってとても大切な、そして分岐点となる3ヶ月間でした。語学力やコミュニケーション能力の向上はもちろんですが、一番の収穫は、自分自身を見つめ直し、自分自身をよく知ることができたことだと思います。渡航前の私にとっての留学は、英語スコアの向上や、社会で通用する能力(コミュニケーション能力、調和力)の向上のためと位置づけていました。しかし、実際に3ヶ月間、海外で暮らすことによって、世界にはこのような人がいるのだ(海外で働く日本人を含め)とか、このような文化やビジネスがあって、こういう暮らしをしているのだといったように、自分自身の能力向上以外に様々な気づきがありました。また、その気づきから、自分自身は将来どのような生活をしたいのか、英語を使ってどのように世界へ羽ばたいていくのかなど、自分自身の将来や夢を見つめ直すことができました。留学は輝かしく見える反面、孤独な面もあります。しかし、その孤独が成長の糧だと気付く瞬間が確実に訪れます。その時、「このプログラムに参加してよかった」と心の底から思えるでしょう。