短期海外インターンシップ

河野 未来

総合政策学部 2年生(参加時)

参加プログラム
短期海外インターンシップ
国名
ベトナム ホーチミン
参加年度
2024年度春季(春休み)

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なぜ留学しようと思ったのか?

今まで一度も海外に行ったことがなく、時間が比較的ある2回生の春休みを利用して留学をしたいと考えていました。語学留学も考えましたが、海外で働くことが大学生のうちに経験できることに魅力を感じたのと、1か月間慣れない環境に挑戦して成長したいと思ったため、インターンに参加することを決めました。ベトナムは安定した経済成長と労働人口の若さから日系企業の進出先として高い注目を集めている市場であり、英語圏よりも実務的な経験が出来ると聞き、その雰囲気を肌で感じて、これからの進路に生かしたいと思いました。

留学を実現するまでに、どのような準備をしましたか?

日系企業の方や駐在員の方とお話させていただける機会があると聞いていたので、名刺を作成して、ご縁を大事にできたらと考えました。また、社交的な方が多いと聞いていたので、ベトナム語を少し勉強して、同じ職場で働く現地の方と良い関係を築けるように準備しました。でも、実際に現地に行って『こんにちは』『ありがとう』だけ言えれば何の問題もなく過ごせましたし、直接現地の言葉を教えてもらって、逆に自分が日本語を教えたりもして、とても楽しく過ごすことができたので、そこまで深く勉強をする必要はないと思いました。

留学中で、印象的な出来事

留学を通じて、仕事に対する価値観の違いに驚きました。現地では仕事とプライベートを明確に分け、定時で帰宅し、昼休みには職場の電気を消して皆で休憩するなど、メリハリのある働き方が印象的で、家族との時間を最優先する考え方が素敵だと思いました。また、現地の職場の人が、文化や私自身について興味を持って積極的に質問してくれたことが嬉しかったです。私がおすすめした日本の映画を休日に観て感想を教えてくれたり、ごはんに誘ってくれたりするなど、そのオープンで好奇心旺盛な姿勢に触れ、言葉が完璧に通じなくても、興味と関心があれば繋がりあえることを実感しました。

1日もしくはプログラム全体ののスケジュールを教えてください。

私は日系の総合建設業の会社で働いていました。 8時:出社 8時~12時:ベトナムにある日系の企業、工場のリストを作成して、営業のメールを送る 12時~13時:休憩(社長が毎日現地の美味しいご飯屋さんやカフェに連れて行ってくれた) 13時~15時:社長の知り合いの方との面談を組んでもらい、質問や対話を通して、グローバルな働き方や人生観などを聞く 15時~16時:現地の方が日本の企業とやり取りをする機会が多いので、日本語学習を担当していた。それ用の学習教材をPowerPointで作成。 16時~17時;日本語学習の授業を現地の従業員の方に行う 退勤後は、ご飯が安いので基本的には友達と外食をしていました。疲れているときは、ホテルの周辺にコンビニが多かったので、毎日違いコンビニに行きながらおいしい商品を探していました。私の働かせてもらった会社が毎週木曜日にサッカーを従業員みんなで行っていて、それの観戦に行ったりもしました。

留学での経験は、今後の就職・進路選択にどんな影響を与えると思いますか?

自分自身がなりたい理想の大人の姿が以前よりもはっきりしたと思います。正直、留学でインターンに行ったことで、将来のやりたい仕事や分野が明確に決まることはあまりないかもしれません。でも、私は現地で働いている駐在員の方や日本人の方にお話を聞く貴重な機会をたくさんいただき、その中でも多くの人が共通しておっしゃっていたのが、どんな環境でも視点を変えて楽しむ気持ちを持つこと、そして関わった人からの信頼を得るために常に誠実であることが大事だと教えてくれました。これは就活や働いてからだけでなく、人生を通して大切なことだと思いました。また、これらの価値観や考え方を実際にグローバルに働く経験をされている方々の言葉なので説得力があり、これは現地に行って実際に働いて、いろいろな経験をしたからこその言葉だと思いました。なので、明確な進路が決まらなくても、大切にしたい価値観に出会えると思います。

特に成長したと感じられる点

チャレンジ精神

その理由

営業の仕事を担当させていただきましたが、全く経験したことがないのに加えて、異国の地で自分が成果を上げることが出来るのかが不安でしたが、同じ職場の子と試行錯誤しながら、どうすればよりメールに返信がもらえるのか、どのようなやり方が効率的なのかなど、社長へアドバイスを求めたり、沢山話し合ったりして、工夫した時間がとても有意義なモノであったと思います。結果、20社近くの企業からメールの返信をいただけ、そのうちの2社が契約を検討してくれることとなり、一生懸命に努力したことが成果として表れて嬉しかったです。

これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!

留学に加えて、全く知らない環境でインターンを行うことは、私も相当な勇気が必要でしたが、恐れずに挑戦してみたことで、私が生きてきた中で一番学びが多く、成長することが出来た1か月間だったと胸を張って言えます。行くかどうか迷っている人がいれば、とにかく挑戦してみてください。きっと最高の期間になると思います。応援しています!

金子 蒼希

商学部 2年生(参加時)

参加プログラム
短期海外インターンシップ
国名
アメリカ
参加年度
2024年度夏季(夏休み)

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なぜ留学しようと思ったのか?

私が留学を考えたきっかけは、「大学生になったら海外に行ってみたいな」という単純な考えを持つようになったことです。ただ、海外には行きたいけど、向こうの大学に行って実際に授業を受けるような、語学留学がしたい訳ではなかったので、留学にはあまり興味がありませんでした。そんな中で入学当初に開かれた留学説明会に参加した際に、同じ大学の仲間と一緒に海外で働けるプログラムを見つけました。「海外で働くなんて、かっこよすぎる!」そう考えるようになり、本格的に留学を考えるようになりました。

どのような留学生活でしたか?

一言で表すと「楽しい」これに尽きる留学生活だったように思います。ロサンゼルスの日本をまたにかけてご活躍されている方からお話を伺ったり、UCLAといった世界最高峰の大学に通う学生の方達とコミュニケーションをとる機会が設けられていたりなど、日本にいたら絶対に出来ないことが沢山あり、未知との出会いを経験することができました。それが本当に楽しかったです。もちろん、辛い時もありました。自分の知ってる英単語じゃ、日常生活で何を聞かれてるか分からない・伝えられない時、すごくもどかしい思いもすることもありました。
しかし、それも良い経験でしたし、自分の成長につながっていると断言できます。
その苦悩も全てまとめて楽しかったです!

留学中で、印象的な出来事

留学生活は全てが印象的でした。行った国がアメリカだったので、もちろん大谷翔平選手も見ましたし、ハリウッドサインなどにも行きました。
ただ、最も印象的だったのは、UCLAの学生との交流です。本プログラムに組み込まれていた、現地の大学生との交流では、我々にとってとても濃い時間を過ごすことができました。日本に帰って来た現在でも、連絡をとっている学生が居る程に、仲が良くなることができています。彼らと行った、キャンプファイヤーや現地の観光などは、私たちの参加した関西学院大学の留学プログラムが与えてくれた、かけがえのない思い出となっています。

留学で得た学びや経験は?

私の参加した企業では、日系アメリカ人団体が抱える問題を、共に日本から来た学生達と一緒にグループになって考え、問題を解決できるようなイベントを考える。といった課題に、1ヶ月間取り組みました。その中で、LAにある大学にアンケートを取りに行ったり、英語を使って日系アメリカ人団体の方々にプレゼンテーションをしたりなど、今までしたこと無かったことに沢山挑戦させていただきました。
そんな経験を通して、「挑戦」の大切さに気付かされました。アメリカの方々は本当に何かに挑戦することを大切にしているように感じました。僕自身、英語があまり得意ではなかったのですが、頑張って英語でコミュニケーションを取ってみたり、色んな人に話しかけてみてコミュニティを広げたり。今までの自分じゃ出来なかったことにも、数多く挑戦してみました。そのおかげもあって、日本に帰ってきた頃には、「あれ?性格変わった?」なんて言葉も頂く事がありました。アメリカでのインターン生活を通して、なにかに挑戦することの難しさ・楽しさ・大切さを学べました。

特に成長したと感じられる点

チャレンジ精神

これから留学する人に向けたアドバイス・メッセージを!!

挑戦することを恐れないでください!海外での生活が不安だったり、留学生活が上手くいかないことを考えてしまって、自分の可能性の芽を摘んでほしくないです。LAでとある方から頂いた言葉の中に「何とかなるでは無く、何とかしてやる」というお言葉がありました。人生は一度きりなので、自分が何とかしてやるんだ!という強い気持ちを持って、新しい環境に飛び込んで行って欲しい。これが僕からのお願いであり、アドバイスとさせていただきます。 「挑戦」ありきたりな信念だと思います。ただ、実際に挑戦できる人間は、以外に少ないのも事実です。不安なこと、嫌なことを恐れず、常に挑み続けることが出来る人間に、僕と一緒に成長していきませんか。頑張ってください。応援してます。