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佐伯海外留学支援奨学金運用終了について

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佐伯海外留学支援奨学金は、佐伯朝一氏(1896年10月2日生、1988年7月27日没)が、明治年間を島根県の小学校に4年間在学したのみで単身大阪に出て、明治、大正、昭和の時代を働きぬいて残した遺産を次世代の若者に託すため、ご令嬢佐伯千恵子様から学校法人関西学院にいただいた寄付金をもとに設置されたものです。
1998年の設置以降2023年度までの26年間で、交換留学派遣学生67名に計6000万円を支給し、学生が海外での学びを深めるための経済的支援として有効に活用させて頂きました。2023年度をもちまして寄付金をすべて活用し終えましたので、佐伯海外留学支援奨学金の運用を終了することになりました。
佐伯様のお働きの結晶である奨学金により、多くの学生の留学を支援いただきましたことに感謝し、ここに心より御礼申し上げます。

関西学院大学 国際連携機構長
成田 靜香