国際教育・協力センターは、在学生の皆さんが異文化を理解し、多文化との共生が可能な『世界市民』として未来に羽ばたいていくことを願い、多種多様な海外留学プログラムや国際交流プログラムを提供しています。
関西学院大学では、"多文化が共生する国際性豊かなキャンパスの実現"というビジョンを掲げ、スクールモットー"Mastery for Service"を体現する『世界市民』の育成を目指した教育を行っています。関学が提供する様々なプログラムに参加し、異なる文化や価値観を認め合い共生する心を持った『世界市民』への第一歩を踏み出してみませんか。皆さんの積極的な参加を大いに期待しています。
留学生の日本語能力向上及び留学生と日本人学生との交流を図るため、日本語パートナーやラーニング・アシスタント、日本語ボランティアの募集をし、国際交流の機会を提供しています。
関西学院大学では日本語・日本文化を学ぶための2種類の短期プログラム、交換学生用の特別プログラム「Contemporary Japan Program」と学位を取得するためのプログラムを提供しています。
KGU offers 2 short programs to learn Japanese language and culture, the Contemporary Japan Program for exchange students, and numerous Degree seeking programs.
ラーニング・アシスタント(LA: Learning Assistant)は、授業担当者の授業運営を補佐したり、履修学生の指導や相談をとおして教育および学習の支援を行う制度です。
ボランティアと違い業務報酬が支払われますが、単なるアルバイト業務ではなく、本学における教育活動の一環として位置づけられています。
日本語教育センター開講科目のL.A.については、以下の役割があります。
①主体的に授業運営に関わり、授業担当者とともに授業をつくっていく役割
②同世代の仲間として留学生の日本語学習をサポートする役割およびグループメンバーとして、国籍・文化を超えて様々な意見を受容し、協力しながら考えを深める作業を行う役割
日本語教育センターでは、春学期、秋学期ごとにLAⅠ種を募集しています。
日本語教育センターのLAは、留学生の日本語学習サポートを目的としています。
授業内では日本語を使います。(英語やその他の外国語を用いることは主目的ではありません)
大学1回生の夏にCIECが主催している短期留学生との交流プログラムに約一カ月参加した際、一生懸命日本語を学んでいる留学生を見て、何が原動力で、なぜ日本語を勉強しているのかに興味を持ち、LAに応募しました。
留学生によって日本語のレベルや母国語は多種多様です。特に母国語によって日本語のつまずくポイントは異なります。そのため、留学生の母国語を勉強して、どのようなところでつまずくのか、どこを改善すべきなのかを考え、工夫しました。留学生の日本語力向上に貢献でき、笑顔になってくれる瞬間が一番うれしいです。
活動中には、どう対応すべきなのか戸惑う時もあると思います。そのようなときは、相手の立場に立って冷静に考えることが大切だと思います。LAの活動を通して分析力が身につき、大学卒業後どのように社会貢献できるかに気づくことができました。毎回の授業が驚きと感動であふれており、自分の考え方や価値観を深められ、たくさんの留学生と交流できた経験は一生の思い出です。