ラーニング・アシスタントとは
ラーニング・アシスタント(LA: Learning Assistant)は、授業担当者の授業運営を補佐したり、履修学生の指導や相談をとおして教育および学習の支援を行う制度です。
ボランティアと違い業務報酬が支払われますが、単なるアルバイト業務ではなく、本学における教育活動の一環として位置づけられています。
日本語教育センター開講科目のL.A.については、以下の役割があります。
①主体的に授業運営に関わり、授業担当者とともに授業をつくっていく役割
②同世代の仲間として留学生の日本語学習をサポートする役割およびグループメンバーとして、国籍・文化を超えて様々な意見を受容し、協力しながら考えを深める作業を行う役割
日本語教育センターでは、春学期、秋学期ごとにLAⅠ種を募集しています。
こんな人にオススメ
- 日本語教育に興味があり、日本語を勉強する留学生をサポートしたい
- 授業を通じて様々な国の留学生の考え方について触れてみたい
- 留学生と話すことで新たな気づきを得たい
募集について
活動内容
- グループディスカッション時のファシリテーター
- 日本語授業内での留学生の会話練習相手
- ディベートへの参加
- 留学生の発表や会話の様子のビデオ撮影
- 留学生の文章や発話の修正などの日本語サポート など
日本語教育センターのLAは、留学生の日本語学習サポートを目的としています。
授業内では日本語を使います。(英語やその他の外国語を用いることは主目的ではありません)
経験者の声
宮﨑 彩加(Miyazaki Ayaka)
大学1回生の夏にCIECが主催している短期留学生との交流プログラムに約一カ月参加した際、一生懸命日本語を学んでいる留学生を見て、何が原動力で、なぜ日本語を勉強しているのかに興味を持ち、LAに応募しました。
留学生によって日本語のレベルや母国語は多種多様です。特に母国語によって日本語のつまずくポイントは異なります。そのため、留学生の母国語を勉強して、どのようなところでつまずくのか、どこを改善すべきなのかを考え、工夫しました。留学生の日本語力向上に貢献でき、笑顔になってくれる瞬間が一番うれしいです。
活動中には、どう対応すべきなのか戸惑う時もあると思います。そのようなときは、相手の立場に立って冷静に考えることが大切だと思います。LAの活動を通して分析力が身につき、大学卒業後どのように社会貢献できるかに気づくことができました。毎回の授業が驚きと感動であふれており、自分の考え方や価値観を深められ、たくさんの留学生と交流できた経験は一生の思い出です。
問い合わせ先:西宮上ケ原キャンパス G号館1階 日本語教育センター