プログラム概要
現地の同世代の学生との交流・ディスカッションや共同学習を通して、タイ北部の地域課題について実践的な学びを得ることを目的とした、課題解決型学習のプログラムです。少数山岳民族を含む多文化共生地域である北部タイの国境地帯を主なフィールドとします。現地における現状と取り組みを実地研修で学ぶこと、そして強靭で持続可能な社会構築への示唆を得ることを狙いとします。なお、本プログラムは上智大学主催のプログラムであり、上智大学の学生に加え、他大学の学生も参加する可能性があります。
こんな人にオススメ
- 開発途上国初挑戦の人
- 将来的に中長期の国際ボランティアプログラムへの参加を検討している人
タイ 募集要項
- グローバルチャレンジ/
ダブルチャレンジ制度 -
国際ボランティア・フィールドスタディプログラム
- 参加資格
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- 学部生(2025年3月卒業見込者は本プログラムの単位を卒業に必要な要件に含めることはできません。)
- 事前講義を含むプログラム全日程に参加できる者
- 外国語要件
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英語力中級以上(英検2級、TOEFL iBT 36点、TOEFL ITP® 420点、TOEIC® 500点程度)を目安とする※スコア提出不要。あくまでも目安なので積極的にチャレンジしてください。
- プログラム実施期間
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2月27日(木)~3月7日(金)※日本帰国は3月8日(土)
プログラム実施期間と重複する集中講義を履修している場合、当該プログラムの出願資格はありません。
- 詳細
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- タイのバンコクにおいてタイの経済社会発展の課題及びタイの多様性について学びます。また、バンコク探索フィールドワークを行い、タイの経済社会発展の課題を体感します。
- 少数山岳民族を含む多文化共生地域である北部タイの国境地帯をフィールドとし、同世代の学生との交流を通じ、主要な地域課題(経済・所得格差、不十分な生活インフラや行政サービス、限られた教育機会、環境保全等)やその取り組みについてPBLアプローチによる協働学習を行います。
- このような協働学習を通して、包摂的かつ強靭で持続可能な未来社会への示唆を得ます。
- 実施場所
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バンコク及びタイ北部
- 実施機関
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上智大学(Sophia GED)
- 滞在形式
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寮またはホテル
- 参加費(概算)
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約450,000円(現地プログラム費/滞在費/往復渡航費/海外旅行傷害保険/雑費)
- 奨学金・助成金
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井谷憲次奨学金(3万円)※別途緊急留学支援金(8万円)を申請可能
- 単位認定
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グローバルスタディーズ科目「グローバルPBL」2単位
- 使用言語
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英語
- 募集人数
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10名
- 出願期間
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10月10日(木)~10月14日(月・祝)23:59
- 出願方法
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オンライン出願
- 選考方法
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書類選考
- 参加決定後のスケジュール
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- 参加者発表:10月16日(水)
- 事前講義:出発までに2回程度実施予定
- 事後講義:帰国後1回実施予定
- プログラム期間中のスケジュール(予定)
日程(予定) 場所 訪問先・活動 出発までに実施(1月中旬予定) オンライン事前講義1回目 学生自己紹介、プログラムオリエンテーション、グループ分け、等 出発までに実施(2月初旬予定) オンライン事前講義2回目 講義:北部タイの経済社会課題、グループワーク準備、大学紹介準備、等 1日目 2/27(木) 移動 移動:関空・伊丹→羽田→バンコク→ホテル 2日目 2/28(金) バンコク 午前:講義①タイの経済社会の発展の課題と展望、②タイ文化の多様性
午後:バンコク探索計画ワークショップ3日目 3/1(土) バンコク バンコク市内探索 4日目 3/2(日) 移動 午前:移動:バンコク→チェンライ
午後:XLCに移動5日目 3/3(月) チェンライ 午前:オリエンテーション、講義、ワークショップ
午後:アカ族の村訪問日程 概要(時間数) 訪問先・活動 6日目 3/4(火) 国境地域 午前:タムルアン洞窟。メーサイ国境地帯訪問
午後:アヘン博物館、ゴールデントライアングル訪問7日目 3/5(水) チェンライ 午前:小学校でのボランティア活動と交流、等
午後:メコンスクール訪問8日目 3/6(木) チェンライ 午前:グループワーク
午後:グループワーク、プレゼンテーション、学生文化交流9日目 3/7(金) チェンライ、移動 午前:振り返り
午後:ホワイトテンプル訪問、チェンライ→バンコク10日目 3/8(土) 移動 移動:羽田空港着→伊丹・関空、解散 3月11日(月) 事後研修(オンライン):100分 振り返り(日本語)等 - 交流相手となる機関
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ザビエル学習コミュニティー(Xavier Learning Community)
イエズス会が設置した高等教育機関。
少数民族出身者を対象に、アイデンティティや多様性を尊重した人材育成を行う。
教授言語は英語。社会で使用できる英語力や教養、知識・スキルを身に付ける。
XLCの学生から地域の文化や課題を学びながら、ディスカッション等で交流を行う。
北部タイ地域の課題についての協働学習体験が出来る環境。
問い合わせ先:国際教育・協力センター(CIEC)