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CCC Global Internship in Japan実施報告~異文化協働を通じて、世界で活躍する人材を育成~

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8月15日(金)~8月31日(日)の期間、CCC Global Internship in Japan(GIJ)を実施いたしました。

関西学院大学は、カナダの4大学(トロント大学、クイーンズ大学、マウント・アリソン大学、ウエスタン/キングス大学)と、国際教育プログラム「Cross-Cultural College(以下、CCC)」を協働で運営しています。
CCCでは様々な国際ビジネスプログラムを全編英語で提供しております。

Global Internship in Japan(GIJ)は2日間の事前講義、10日間のインターンシップ、さらに事後講義も行う約2週間のプログラムです。
各企業に本学の学生1人とカナダの学生1人のペアを派遣し、与えられたビジネス課題の解決に取り組みます。

2025年度にはカナダ側の大学から13名、本学から13名が本プログラムに参加し、旅行業、製造業、教育関係など、日系・外資、企業規模問わず、多種多様な12社(うち1社には2ペアの学生を派遣)がインターンシップ先として参加してくださりました。
21世紀のリーダーを育てるために必要な教育プログラムの提案や、派遣先企業のSNSコンテンツの作成、旅行者の満足度を高めるための取り組み、新卒採用の課題改善等、派遣先により様々な課題を与えていただきました。またインターンシップ最終日には、各派遣先のスタッフ様に向けて、課題に対する最終案の発表を行いました。

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写真左上:学生ペアと派遣先企業担当者様 右上:派遣先での最終発表に向けて議論し合う学生(2ペア派遣先)
左下:学生ペアと派遣先で対応したお客様 右下:企業課題に取り組むペア

CCCが創設以来大切にしている「寝食を共にした協働学習」の理念に基づき、インターンシップ期間中、学生たちはオフィス近隣の同一ホテルに宿泊。
さらに、事前・事後講義期間中には、全員がホステルで共同生活を送りました。
異なる文化的背景を持つ学生同士が、生活とインターンシップの両面で協力し合うことで、深い相互理解と信頼関係が築かれました。

参加学生からは、
「異文化理解のために衝突もあったが、最終的には相手を受入れ、自分の意見やマナーを見直すことの大切さや行動力を身に付けることができ、異文化理解力や協調性を高めることができた。」
「日本のビジネスや文化に対する理解と共に、ビジネスの実践の場において、様々なバックグラウンドを持つ方々と働くために、異文化理解能力を向上することができた。」
「英語を使って人前で話すことが苦手であったが、本番のプレゼンテーションに向け練習を重ね、人前で話す力に自信を持つことができた。また企業担当者の方のフィードバックを取り入れながら、最終プレゼンテーションをさらに良いものにすることができ、専門分野ではなかった派遣先の業界の理解も深めることができた。」
「ビジネスの実践場面でビジネススキルを実践することができたうえに、最終プレゼンまで計画的に準備を進めるためのタイムマネージメントの力も習得することができた。」といった声が多く寄せられました。

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本プログラムを通じて参加学生は、時に文化や価値観の違いから生じる意見の衝突や困難を乗り越え、互いの個性を尊重しながら一つの目標に向かって努力する経験をとおして、グローバル社会で活躍するためのスキルを身に付けることが出来ました。

次回のCCCプログラムは、2026年2月にトロントで開催する「Field Study in Canadian Business」と「Global Career Seminar in Canada」です。9月中旬より広報開始予定です。ご興味のある方はぜひご参加ください。

Field Study in Canadian Business 参加者の声はこちら

Global Career Seminar in Canadaの実際の様子はこちら

*動画はGlobal Career Seminar in Japanの様子ですが、プログラム内容は同じです。