CCC Global Career Seminar in Japan実施報告 ~日加の学生がビジネス課題の解決に挑戦~
投稿日: カテゴリ: 新着情報
8月1日(土)から8月8日(土)までの期間、CCC Global Career Seminar in Japan(GCSJ)を実施いたしました。
関西学院大学は、カナダの4大学(トロント大学、クイーンズ大学、マウント・アリソン大学、ウエスタン/キングス大学)と協働で、国際教育プログラム「Cross-Cultural College(CCC)」を運営しています。CCCでは、国際ビジネスをテーマにしたプログラムを全編英語で提供しています。
CCC Global Career Seminar in Japan(GCSJ)は、本学学生とカナダ学生が混成チームを結成し、企業・団体から提示された実際のビジネス課題に取り組む課題解決型プログラムです。事前オンライン講義と対面プログラムを通じて、企業担当者や教員からの助言を受けながらビジネスプランをブラッシュアップし、最終プレゼンテーションを行います。2026年度は関西学院大学およびカナダ3大学から38名の学生が参加し、6つのチームに分かれて企業・団体の課題解決に挑戦しました。
学生たちは、企業・団体担当者とのQ&Aセッションや複数回のリハーサルを重ねながら、市場調査や分析を行い、実現可能性を考慮したビジネスプランを作成しました。最終発表会では、在日カナダ大使館、エア・カナダ、日本カナダ商工会議所、Blueshift Consulting、シュナイダーエレクトリックの担当者に向けて提案を発表しました。
CCCが創設以来大切にしている「寝食を共にした協働学習」の理念に基づき、学生たちは関西学院大学国際教育寮「有光寮」で共同生活を送りながらプロジェクトに取り組みました。授業時間外にも活発な議論や交流を重ねることで、文化や価値観の違いを超えて協働する力を養いました。参加学生からは、
「実際の企業課題に取り組むことで、現実的かつ実現可能な提案を考える力が身についた」
「英語での議論やプレゼンテーションを通じて、自信を持って意見を発信できるようになった」
「異なる文化的背景を持つチームメンバーとの協働を通じて、相手を理解しながら合意形成していく大切さを学んだ」
「企業担当者や教員からのフィードバックを活かしながら提案を改善する経験ができた」
といった声が事後アンケートに寄せられました。
事後アンケートでは、コース評価の全10項目が前年度を上回りました。特に、「課題がコース目標の習得に有用であった」「課題を通じてコース内容への理解を深めることができた」は前年度比で0.4ポイント向上しました。また、「多様な文化的背景を持つ学生との協働を通じて国際的な視野を広げることができた」「本プログラムを他の学生にも勧めたい」といった項目では、いずれも5点満点中4.8点という高い評価を得ました。また、学生自己評価では、関学生の主要5項目平均が3.5から4.4へ向上しました。特に、企業・団体や担当課題への理解、問題解決力、異なる意見を持つ相手とのコミュニケーション能力において大きな成長が確認されました。カナダ人学生についても、企業・課題への理解や国際的なプロジェクトへの参加に対する自信などの項目で向上が見られました。
今回のプログラムは、企業・団体担当者からも高い評価をいただきました。Blueshift Consultingの代表であるDarren Menabney氏は、学生たちの提案について「自身の事業への理解が深く、実践的で新たな気づきを与えてくれる内容だった」と評価し、学生の提案をきっかけに新たな動画コンテンツ制作に取り組み始める方針を表明しました。(ご参考:LinkedIn投稿)
また、エア・カナダ日本法人のMark Hashimoto氏は、札幌-バンクーバー直行便の利用促進策に関する学生チームの提案について、「創造性とデータ分析を兼ね備えた非常に質の高い内容だった」と評価し、学生たちが文化を超えて協働する力を表現したと強調しました。(ご参考:LinkedIn投稿)
本プログラムを通じて、学生たちは企業・団体が抱える実課題に取り組みながら、問題解決力、異文化コミュニケーション力、プレゼンテーション力、チームワークを実践的に身につけました。また、企業・団体にとっても、次世代を担う学生たちの柔軟な発想や国際的な視点に触れる貴重な機会となり、学生・企業双方に学びをもたらしました。
今後もCCCでは、学生が国際社会で活躍するための実践的な学びの場を提供してまいります。
次回のCCCプログラムは、2027年2月にトロントで開催予定の「CCC Field Study in Canadian Business」と「CCC Global Career Seminar in Canada」です。詳細は募集案内をご確認ください。ご興味のある方はぜひご応募ください。
