参加者の声

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広い視野で国際協力の現場を把握できる経験

加藤 結衣かとう ゆい
  • 明治学院大学 国際学部 3年(派遣時)
  • 派遣先国:ヨルダン

活動中で印象に残っていること

ガザでイスラエルとハマスの衝突が起きたこと、そのようなエマージェンシーに対するUNRWAのとても迅速な対応が印象に残りました。問題が発生しても、各部署の連携や急激に増えた仕事への立て直しが早く驚きました。私自身も、着任してから3週間後に起こった出来事でしたが、さっそく業務を任され、状況や部署の動きの把握をしながら仕事を覚えていきました。さらにNGOでの経験を活かし、業務のなかでアイデアを出すなど、パレスチナ難民のために何ができるかを考えながら仕事をしていました。ボランティアのアイデアも柔軟に受け入れてくれる職場でした。
加えて、内部ではミーティングやメンタルヘルスなど、スタッフのケアに関するワークショップも数多く行われていました。忙しいながらもコミュニケーションを大切にする職場環境で、私自身はあまり精神的な負担なく業務を続けることができました。
さらに、今までテキストで学んできたことが現場で起きていることも新鮮でした。パレスチナ問題、周辺諸国、西欧諸国との国際関係、ICJなど国際機関などが今回の件では取り上げられました。大学のプログラムだったこともあり、教授に状況を伺いながら、現場で何が起こっているのか、その中で自分はどのような対応をすればいいのか、今までの勉強が実践の場で生きたことがモチベーションに繋がりました。

活動中に苦労したこと・それをどのように乗り越えたか

活動中に困ったことは主に2つありました。1つ目は、滞在場所の安全性を把握することです。陸続きの隣の地域で戦争が起こっており、ヨルダンの安全面が心配になりました。大学で安全保障を勉強していたこともあり、ヨルダンの安全・治安面を教授に伺いながら勉強しました。今までの歴史を鑑み、ヨルダンは大きな被害があまりないこと、西洋諸国との国際関係や国内事情を知ったことで、自分の身の安全を把握でき、安心することができました。
2つ目は、職場での業務についてです。目まぐるしく変わる状況で、自分がどのような業務に貢献できるか右往左往していました。上司は業務を任せてくれるものの、トレーニングは特になく、自分で物事を進めていく必要がありました。そのため、まずは自分の部署、上司がどのような仕事をしているのか、状況を把握することから始めました。わからないことは上司や頼れる人に聞き、整理しながらできることをしていきました。そうすると徐々に自分に求められることがわかってくるため、タスクが進めやすくアイデアも出しやすくなりました。ただ、ボランティアという立場で、どこまで上司の仕事の手伝いをできるかといった判断は難しかったです。

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参加を考えている方へのメッセージ

UNYVの魅力は、国際協力を大きな視点から見られることだと思います。資金力や影響力が大きい国連が現場にどのように貢献しているのか、NGOや企業などとどのように協力して問題を解決するかなど、国際協力の枠組みを把握できたことはとても大きかったです。国際協力に漠然と興味を持っている人でも、具体的にどのようなセクターで活躍できるのかといった視野・進路を広げることができるように思います。
加えて、現地に行くからこそ、現場を見られたり、JICA、NGO、大使館などの方と交流できる機会もあったりと、国際協力にかかわる様々なセクターの方からお話をうかがうことができます。
私自身、海外での長期滞在など特別な経験があったわけではありません。ただ、目的を持って、自分にできることを行動に移せば、何かしらの結果がついてくると思います。UNYVに参加するにあたり準備は必要かもしれませんが、特別な経験は特に必要とされていません。国際協力に関わりたい、参加したいと考えている人はぜひポジティブに行動してみてください!

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