参加者の声

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人生のターニングポイントとなった国連ユースボランティア

結城 美桜ゆうき みお
  • 明治大学国際日本学部3年(派遣時)
  • 派遣先国:ガーナ

国連ユースボランティアに参加した理由

もともと国際協力や国連の活動に関心があり、大学入学前から国連ユースボランティアの存在を知っていました。大学1年生のときに初めてアフリカを訪れたことをきっかけに、将来はアフリカで活動したいという思いが強くなりました。その後、アフリカに関連するソーシャルビジネスやインパクト投資に関わる企業でインターンシップを経験する中で、「支援する側」としてだけでなく、ビジネスの視点から持続可能な形で社会課題の解決に関わりたいと考えるようになりました。 そうした中で出会ったのが、2025年度の国連ユースボランティアの募集でした。派遣先はアフリカのガーナで、起業家支援や投資促進を行うUNCDFであり、まさに自分の関心と重なる分野でした。また、募集されていたコミュニケーションのポジションは、これまでのインターンシップで経験を積んできた分野でもあり、自分の強みを活かしながら挑戦できると感じました。これまでの経験とこれから取り組みたいことが重なったこの機会を逃したくないと思い、応募を決意しました。

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参加するにあたりどのような準備をしたか

参加にあたっては、面接前と派遣前の2つの段階で準備を行いました。 まず面接前には、これまでの自分の経験を整理し、言語化できるようにすることに力を入れました。具体的には、インターンシップやこれまでの活動を振り返り、自分が何を考え、どのように行動してきたのかを一貫したストーリーとして説明できるように準備しました。また、国連の面接に関する情報を集めるとともに、UNCDFや国連機関についても事前に調べ、理解を深めました。さらに、過去に参加した先輩に話を聞いたり、面接練習をしていただいたりする中で、実践的な対策も行いました。英語での面接に備え、質問に対して英語で考え、自分の言葉で答えられるようにすることも意識して取り組みました。 派遣前には、実際に現地で自分がどのような業務を行うのかを想定しながら準備を進めました。ガーナにおけるUNCDFの活動や、担当予定であったコミュニケーション分野について理解を深めるとともに、英語での実務的なコミュニケーション力の向上にも取り組みました。また、国連関係者や現地に関わる方々とのつながりを事前に築くことで、現地での活動をスムーズに始められるよう意識しました。

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活動中で印象に残っていること

1つ目は、上司から「自分でもっとプロジェクトをリードしていってほしい」と言われた経験です。それまでの私は、国連という大きな組織の中で、自分はまだ学ぶ立場であり、与えられた役割をしっかりこなすことが大切だと考えていました。しかし上司から、自分の判断で進めてよいことや、もっと主体的に発信してよいと言われたことで、自分が一人のプロフェッショナルとして見られていることに気づきました。この経験を通して、遠慮せずに自分の考えを持ち、行動していくことの重要性を実感しました。 2つ目は、現地の大学やスモールビジネスを訪問し、直接話を聞いたことです。実際に起業に挑戦している若者や、ビジネスを通じて社会課題に取り組んでいる人々の声を聞く中で、机上では分からないリアルな課題や可能性を知ることができました。自分が関わっているプロジェクトが、こうした現場とどのようにつながっているのかを実感できたことも大きな学びでした。 3つ目は、EUとの共同プロジェクトのローンチイベントに関わった経験です。多くの関係者が関わる中で、国際機関としてプロジェクトを進めるダイナミズムや調整の難しさを実感しました。同時に、自分が関わった成果が形となって発信される場に立ち会えたことは、大きなやりがいにつながりました。

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活動中に苦労したこと・それをどのように乗り越えたか

UNYVとして国連で活動する中で最も大変だったことは、「学生」ではなく「プロフェッショナル」として主体的に行動することが求められた点です。広報担当として、起業家へのインタビュー設計や撮影、議事録作成などを自ら考え、提案しながら進める必要がありました。 また、会議では多様な国籍の方が積極的に意見を述べるため、自分自身も意見を持ち、発言することが求められました。最初は英語や文化の違いに戸惑い、自信を持って発言することが難しいと感じていました。特に、自分の意見が十分に価値のあるものなのか不安に思い、発言をためらってしまうこともありました。 しかし、事前に資料を丁寧に読み込み、自分なりの意見を整理してから会議に臨むことを続ける中で、徐々に発言できるようになっていきました。また、完璧な英語で話すことよりも、自分の考えを伝えようとする姿勢が大切であることにも気づきました。 この経験を通して、自ら考え行動すること、そして自分の意見に責任を持つことの重要性を学びました。同時に、自信がなくても一歩踏み出すことで、自分の役割を広げていけることを実感しました。

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参加を考えている方へのメッセージ

これから参加を考えている方には、まずは幅広いことに興味を持ち、さまざまな活動に積極的に取り組んでほしいと思います。自分の関心や軸を見つけることはとても大切で、その過程で得た経験は、思いがけない形で将来に活きてくると感じています。 また、選考においては、募集されているポジションの内容や期待されている役割をしっかり理解した上で、「自分がどのように貢献できるのか」を具体的に示すことが重要です。その中で、自分のこれまでの経験や強みがどのように活かせるのか、そしてなぜ自分がそのポジションにふさわしいのかを、自分の言葉で伝えることを意識することが重要だと思います。 国連ユースボランティアでの半年間の経験は、間違いなく私の人生にとって大きな転機となりました。新しい環境に飛び込むことには不安もあると思いますが、その一歩が自分の可能性を大きく広げてくれるはずです。ぜひ多くの方に挑戦してほしいと思っています。

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お問い合わせ

国連ユースボランティアは大学ごとの募集となり、出願にあたっての諸条件や手続き等が異なります。
詳細につきましては、各大学のページをご確認のうえ、所属大学にお問い合わせください。

  • 関西学院大学
  • 明治大学
  • 明治学院大学
  • 立教大学
  • UN Volunteers

本プログラムは、関西学院大学とUNVの協定に基づく派遣です。